ジスロマックの成分とクラミジアとの関係

薬の中には、病気の症状を和らげるものと、病気の原因菌を死滅させるものと大きく分けて二種類の役目を持つ薬に分類されます。

市販で多く販売されているものは一般的に症状を和らげる薬品です。
鎮痛効果があるものが多く、風邪薬や生理痛、頭痛薬のほとんどは鎮痛剤です。
その一方で、病気の原因菌となるウィルスや病原菌を死滅させたり殺菌させる効果のあるものを抗生物質と言います。

鎮痛剤は比較的人体に副作用が少ないのですが、抗生物質は扱う薬品によって副作用の種類も様々で、人体への負担も大きいものから小さいものまで様々あります。
抗生物質は病気の原因を直接治しますので治療には特に効果的です。
ただし効果が良い反面扱い方によっては危険なため、市販はされていません。
必要な場合は薬剤師の常駐している店舗で医師からの処方箋を見せることで受け取ることができます。

さてこの抗生物質ですが、広く一般的に用いられるのがジスロマックです。
ジスロマックという抗生物質は、主な成分をアジスロマイシンという成分が含まれていますが、これにより病気の病原菌を殺菌し死滅させます。
ジスロマックは医師によっては幅広く用いられていますが、主にはクラミジアの特効薬として用いられることが多いです。
このジスロマックの成分とクラミジアの関係は、ジスロマックの成分がクラミジアの病原菌の殺菌作用を持っており、これによりアジスロマイシンがクラミジア菌を撃退することで病気を治していきます。

アジスロマイシンは一週間程度体に殺菌効果を及ぼし、体内全体に殺菌効果を及ぼします。
ですからクラミジア菌はこの成分により殺菌され、体の中から消滅します。
一旦消滅したクラミジア菌は再び感染しない限りは発症することがありません。
一部例外として、完全に殺菌できていなかった場合、再発の恐れがあります。
ジスロマックの使い方などについては、処方された医師の指示に従い、用量、用法を正しく守り、使うようにしましょう。

アジスロマイシンはクラミジア以外も効果がある

このジスロマックの主成分となっているアジスロマイシンですが、医師によってはクラミジア以外にも使われることがあります。
代表的なものを挙げると、マイコプラズマ肺炎、淋菌、インフルエンザに用いられます。

アジスロマイシンとこれらの病気の関係は、感染性のある病気にジスロマックが効果がある、ということです。
マイコプラズマ肺炎、淋菌、インフルエンザのいずれも感染性があり、病原菌がアジスロマイシンに対して耐性が無いことが特徴です。
しかしながら、アジスロマイシンの用い方によっては、これらの病気に感染して治療を行う際、病原菌が耐性を持っている場合、治療が困難になります。
通常、これらの病原菌が耐性を持つことはなく、投与されれば体内において殺菌効果により死滅していくのですが、場合によっては、何らかのタイミングでアジスロマイシンに対して耐性を持つ病原菌となり、殺菌作用では死滅しない場合もあります。

アジスロマイシンの乱用により、体が耐性を持っている場合、ジスロマックでの治療が困難です。
通常時、感染性のある病気に感染したとしてもすぐにこのジスロマックを投与しないことが賢明です。
もし可能であればジスロマックに代わる薬品の投与を目指し、できるだけアジスロマイシンの耐性を付けないことが一番です。
万が一、強力なウィルスに感染してしまった場合に備えて、患者となり得る側も、薬品に関してはある程度の知識をつけておくことが必要です。

どうしても仕方のない時にはアジスロマイシンを使って病原菌を殺菌し、もとのからだの状態に戻すことが簡単にできる状態を維持することが重要です。
抗生物質は日本国内にはアジスロマイシン以外にも種類がたくさんありますので、目的に正しく応じて使用しましょう。

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